アカシャの調書をよく読んでごらんなさい。











……あ。





つまり、最初から共犯を前提とした貴女の推理は、
このアカシャの事件では成立しないわけ。




あ、あやや…。





それに、小柄なレミリアが一人でパチュリーを抱えて
部屋を行き来したと考えるのも難しいわね。




だいたい、密室殺人であることが分かって最初に
疑いの目が向けられたのはレミリアだったじゃない。
吸血鬼の仕業じゃないかとか言われて。
そんな風に思われそうな状況を、彼女がわざわざ作るのかしら。


むむ……。





そもそも彼女は紅魔館の主なのだから、
パチュリーに殺意を抱いていたのならば、
もっと発覚の可能性の少ない方法で殺害できるんじゃない?
第一、咲夜に私達を呼ばせたのは他でもないレミリアでしょう?


うーん……。





…ちょっとしたすれ違いのわりに、協力者まで用意して
アリバイを確保するのもおかしいわね。
まるで計画的な犯行だけれど。そのわりに
凶器は現場に元々あった本なのね…。


……もういいです。私が間違ってました。





けれど、死亡推定時刻前後にほとんど全員が
アリバイを持っている、という着眼点はいいと思うわ。




え?





今回の推理で、犯行を行うことができないと思われた人物の中に
誰かアリバイの穴のある人物がいるということでしょうね…。




なるほど…。
もう一度、アカシャを洗いなおしてみます!




ブン屋らしい返答だわ。
























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