17:15にパチュリーが殺害されたことは
検死の結果から間違い無い。
けれど咲夜は、17:30からレミリアの部屋の前で
射命丸の取材の応対をしているわ。
そう。咲夜が17:15にパチュリーの部屋で
犯行を行っていたとしたら、17:30までにレミリアの部屋の
前まで戻って、射命丸の応対をすることはできないわ。
ましてや、犯行後に偽装工作まで行っていたとしたらなおさらね。
そのへんは…ほら、咲夜のことだから、空間とかをいじって…。
それもありえないわ。
このアカシャのルールとして、調書に以下の記述がある。
「トリックは、超能力や魔法など
超常的な事象によるものではない。
妖怪達の能力も、アカシャに書かれた事件には
一切関与していない。」
つまり、咲夜の能力を使って
アリバイ工作を行ったというのはありえない。
そもそも能力が使えるのなら、犯行自体を
それで行えばいいんじゃないの?時間を止めたりして。
咲夜だけじゃないわ。
この事件に関わっている容疑者はみんな、
死亡推定時刻前後のアリバイがある。
もう一度アカシャをよく読んで、
そのあたりの記述を洗い出してみる必要があるでしょうね。
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