ズバリ答えから言いましょう。犯人はレミリアさんです!
アカシャの記述を見る限り、死亡推定時刻前後には
ほとんどの人のアリバイがあります。
レミリアさんの部屋からパチュリーの部屋まで20分、というルールから、
咲夜さんと、美鈴さんと、私には犯行は不可能です。
あなたが取材に来ていたというのが嘘でなければね…。
貴女、自分の新聞の記事を読み直してから言いなさい。
だいたい、私のアリバイは他の人の証言にも
裏付けられているじゃないですか!
魔理沙さんはそもそも現場に到着していないし、霊夢さんと紫さんも
紅魔館まで3時間かかる博麗神社から来ています。

つまり、片道3時間かかる神社に、20時の段階で
二人はいたことになります。これは、17:15に紅魔館で
殺人を犯していたとしたら不可能なことです。
ですが、レミリアさんだけは咲夜さんの証言で
様子を確認していたと言われただけです。
他に誰かに目撃されたということはありませんでした。
つまり、レミリアさんは咲夜さんの目を盗んで
パチュリーさんの部屋に向かっていたのです!
どうやって?
アカシャによれば、紅魔館の窓は全部打ち付けられているし、
扉の前の咲夜に気づかれずに部屋を出られたとも思えない。
おそらくは…咲夜さんも共犯だったんでしょうね。
レミリアさんの言うことであれば、彼女なら従うでしょう。
マスターキーが壊れたことや、部屋の見張りをしてもらっていたことも
咲夜さんの協力を裏付けています。
咲夜さんの協力を得てアリバイを確保したレミリアさんは、
こっそりとパチュリーさんの部屋に向かいます。
アカシャの記述によれば、私が咲夜さんに応対して
頂いていたのは、17:30〜19:30までになります。
インタビューが1時間、レミリアさんにインタビューをさせてもらうよう
お願いしていたのが1時間ですね。
17:15に犯行を行ったとすれば、戻ってくるのは17:35以降。
とすると、パチュリーさんの部屋に行ったレミリアさんは、
その後自分の部屋に戻ってくる時間はなさそうですね。
となるとおそらく、私が帰るまでパチュリーさんの部屋に
隠れて息を潜めていたんでしょうね。
大図書館とパチュリーさんの部屋は
両方とも施錠されて、密室になっていたわけですから。
死体発見当時、部屋のどこかにはレミリアさんが隠れていたんです。
アカシャには部屋中を調べたけど誰かが
隠れている形跡もなかった、とありますが
それはおそらく霊夢さんらが到着してからのことですね。
死体を発見したばかりの魔理沙さん達には、
部屋中をくまなく調べるだけの精神的な余裕が
なかったと考えるのが、人間心理としても自然だと思います。
彼女らをやりすごした後、こっそり部屋から
出てきたレミリアさんは、犯行時の返り血で全身が汚れていたため、
共犯者の咲夜さんの力を借りて第三者の目に触れないように、
シャワーを浴びたり着替えたりして、犯行の証拠を落とします。
そして霊夢さん達が到着すると、どこかから何食わぬ顔で現れる…。
これが、一連の事件の真相に間違いないでしょう。
思えば、証言の時も現場検証の時も、レミリアさんは
親友が亡くなったというのに随分淡白な様子でしたし…。
私は、あの時から彼女は怪しいと思っていたのですが…。
犯行の動機は…きっとちょっとしたすれ違いだったんでしょうね…。
レミリアさんとパチュリーさんは、親友だったと
聞いていますから…。
そんな二人が、ほんのささいないさかいから
このようなことになってしまうなんて…悲しいことです。
綺麗な状態で死体が寝かせてあったことが、
彼女のせめてもの愛情の現れでしょうか…。
…まとめに入る前に。
何か重大なことを忘れていないかしら?
今の推理は、アカシャのここの記述と
決定的に矛盾しているわ。
アカシャに書かれていた、文の推理と
決定的に矛盾している箇所は…。
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